子どもの発達には
何歳ではこういう事が出来て
何歳ではこういう事を理解して・・・
などという「めやす」があります。
でも、お子さんの成長の早さは
ひとりひとり違うので、
あくまでも目安でしかありません。
例えば、身体機能の成長が早かったり
言葉の発達が早かったりと
その子によって得意な分野も違います。
身体機能や言語の発達は分かりやすいのですが
心の発達は目に見えないので分かりにくく
少し配慮が必要です。
分かりにくさ故に、
お子さんの心の成長と大人の対応に
ズレが生じている場合が多くあります。
このズレが大きくなると
親御さんや先生との関係性が悪くなったり
お友達との関わりが上手くいかず
お子さんが苦労する場合もあります。
同級生よりも心の成長が早いと
周りの子に合わせることに苦痛を感じたり
自分から距離を置くようになる子もいます。
大人は子ども達を見る時に
年齢や学年で判断してしまいがちですが
その子がどんな捉え方や感じ方をしているか
「心の年齢」で接することが大切ですね。
その子と同じ目線で会話することで
安心する子もいるので
「心の年齢」を意識して接してみて下さい。