色彩心理の視点からアート表現を読み解く時に
一般的に言われている
この色はこういう心理という読み解きが
当てはまらない場合があります。
人にはそれぞれに個性があるので
その個性に合わせて色の心理を捉えることが
より、そのお子さんの心理に近づくことが出来ます。
例えばその子が穏やかで安定している時に
どんな色を使い、どんな表現をしているのか
逆に、ストレスが溜まっていたり落ち込んでいる時に
どんな色を使い、どんな表現をするのかを
普段からよく観察しておくことで
お子さんの心の動きを把握できるようになります。
色の捉え方は絶対ではありません。
色に人の気持ちを無理やり当てはめるのではなく
一人一人の色感覚に合わせることが
とても大切なのです。
表現を見る側の人も柔軟さが必要になるので、
普段からセルフケアも大切にしてくださいね。