インクルーシブ教育を考える

ここ数年でインクルーシブとかインクルージョン

という言葉をよく見かけるようになりました。

みなさんはインクルーシブ教育と聞いて

どんなことをイメージするでしょうか?

 

障がいのあるお子さんが他のお子さんと

同じ環境で学んでいくというのが

大きな流れなのではないかな?と思います。

 

それは障がいのあるお子さんのためだけではなく

一緒に学ぶお子さんにとっても

いろいろな経験の場となるので

社会に出てからの大きな力となると思います。

 

ただ、障がいがあるお子さんの中には

感覚過敏で人の感情を感じ取りやすかったり

周りの音やにおいが苦手だったり

人が集まる場所が苦手など

いろいろな特徴を持つお子さんもいます。

 

逆に障がいではなくても

アタッチメント(愛着)の問題で

集団での生活が苦手なお子さんもいます。

 

みんな一緒が幸せという簡単な問題ではなく、

そういう集団が苦手というお子さん達を

分離してしまうのではなく、

安心して過ごしやすい環境をどう創っていくのかを

考えることがインクルーシブ教育を考える上で

大切なのではないかな?と個人的には考えています。

 

それは、子ども達の問題だけではなく

私達社会を創っていく上でも必要な考え方です。

合理的配慮とはどんなことなのか?

ということも一緒に考えてみたいですね。

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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