私は基本的に子ども達の体験型の
ワークショップを多く主催して来ましたが、
そういう場面で
「やってみたいけど、できない」
と諦めてしまうお子さんがいらっしゃいます。
出来ないと言ってすぐに諦めてしまう子は
気持ちが弱い子だと捉えてしまいがちです。
でも、実はそうではなくて
やり方がわからないという場合もあります。
言葉だけで伝えるだけでは
お子さんに伝わらない事も多々あるからです。
お子さんが物事を理解する上で
得意な方法があるからです。
言語から、視覚から、そして体感からと、
そのお子さんによってどこから情報が入ると
分かりやすいのかを見極めることが必要です。
先日も、言葉で伝えていたけれど
すぐに諦めてやめてしまうお子さんがいました。
でも、表情を見るとやってみたいんだろうな・・・
と感じていました。
少し様子を見てから
「出来るようにお手伝いするよ!
出来るところまでで大丈夫だから
一緒にやってみよう!!」
と声をかけて、お子さんとやり取りをしながら
きっと、伝えている言葉では体の使い方が
わからないのだなと思ったので
具体的に体をどう使うのか動き方をサポートすると
すぐに出来るようになっていました。
お子さんが何かを上手く出来ない時には、
伝え方を変えるというのもひとつの方法です。
そこが上手く出来るようになると
お子さんの小さなステップアップに繋がって
自信を持てるようになって行くんですよ。
そして、それは早い時期からスタートできると
なおさら良いなぁ〜と思います。