子どもが自然を感じて生きること

先日、知人とこんな会話がありました。

お互いに田舎で育ってきて、

子どもの頃は当たり前で特別に感じなかったけれど、

当時見ていた風景や感じていた季節の匂いは、

大人になった今、ふと触れた時に

子どもの頃の記憶と繋がって

ホッとする時があるよねっていう話で

共感したということがありました。

 

私の子どもも空や植物や空気の匂いを

感覚で感じ取るところがあります。

田んぼの中を自然を感じながら通学する時間で

気持ちの切り替えをしているところもあるようです。

 

だから、少々天気が悪いくらいでは学校の送迎はしません。

っていう、実はそこは厳しめの母なんだよね〜

っていう笑い話だったんですけどね。

 

昨日は雨降りで、同級生のうち自転車で登校したのは

20人くらいしかいなかったと報告がありましたが

そういうものとして受け止めているようです。

 

自然の厳しさを知りながら育つというのは

自分の力では抗えないことがあると

身を持って知ることになります。

 

その中で、忍耐強さや気持ちを切り替える力、

その中でどうすれば良いのかと

自己決定していく力を育むことに

繋がるのではないかなと思います。

 

だから、通学の時間も子どもにとっては

大切な時間なのではないかな〜と思っています。

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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