大人から子どもへ繋いで行くもの

先日、私の知人からお子さんのエピソードで

周りの方に対するお子さんの思いやりの行動が

とても嬉しかったとご連絡をいただきました。

 

よく、自然と優しい言葉を言ったり

行動で見せてくれるお子さんっていますよね。

特別教えたことはないんだけど・・・

って言う親御さんもよく居ます。

 

それは、親御さんや周りの人が

そのお子さんに対して接して来た事なんです。

 

子ども達が育つ中で、私達大人も

子どもにとっては環境の一部です。

その大人がしていることが、子どもにとっては

「当たり前の世界」となって行きます。

 

よく、大人はお子さんには厳しいことを言うのに

お子さんには優しい言葉を話して欲しい

なんていう方もいますけど、

それって矛盾していると思いませんか?

 

子どもは一緒に過ごす人から

言語の獲得やこういう場面ではこうするという

人とのコミュニケーションの方法を知り、

自分がしてもらって嬉しいことも

逆にそうでないことも

周りの人に対して行動として表現して行きます。

 

優しい言葉を聞いて育てば優しい言葉を話す。

それは当たり前と言えば当たり前のことですよね。

 

お子さんの特性で身近な人よりも

テレビやDVDなどの影響を大きく受けて

そうはいかない時もありますが、

そういうお子さんでも優しい言葉を聞いていれば

変わって行くことも大いにありますよ。

 

自分の接し方とお子さんへの希望に

矛盾がないか振り返ってみると

意外と、あ・・・矛盾してた・・・

ってことがあるので

(もちろん私も・・・)

気付いた時から変えて行きましょうね!!

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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