自分で選べること

 

大人はつい、子どもに対して

ああしなさい、こうしなさい

と指示を出してしまいがちです。

 

それは、子どもにとってこうした方が

失敗しないだろうとか、

時には人に迷惑かけないで済むだろうとか

場面によって理由はいろいろあるでしょう。

 

けれども、本当は選んでも良い状況でも

選択肢はひとつ!!とばかりの

指示を出してしまう人も居ますね。

 

そういうことに慣れて行くと、

子どもは自分で考えることをしなくなります。

ただ指示を待つだけ・・・となるのです。

 

じゃあどうしたらいいの?

ということになりますが、

選択肢をいくつか出してあげると良いのです。

こうするか、反対にこうしないか

など、いろんな目線で考えてみて

自分でどれかを選ばせてあげるのです。

 

仮にその選択で失敗をしたとしても、

この間はこうやってダメだったから

今度はこうやってみようかな・・・

と、子どもは自分なりに

いろいろな考えを巡らせて

選択していくようになりますよ。

 

もちろん、選択肢を出す大人の方も

それだけの広い視野を持たなければいけない

ということになりますね。

 

答えは一つではないかもしれない。

そういう目線でいろいろなものを見るクセを

つけて行きたいですね。

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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