外ではおりこうさんなのに
家に帰ると態度が違うんです。
と言うお母さんも多いですが、
これは、とても自然なことです。
子どもと親との間には
情緒的なつながりがあるため
親と居る時は安心できているために
より甘えたり、ふざけたり、
時には乱暴になってしまったりという、
子どもらしい振舞いをするのです。
でも、中には逆に
外では子どもっぽく、
家ではおりこうさんに振舞う子もいます。
そういう時は、親が子供っぽい振舞いを
嫌がって禁止している
ということがあるのかもしれません。
母子関係の領域では第一人者と言われる
ボウルビィは
「子どもには、愛と安心と寛容が必要」
と言っています。
(ボウルビィ著/作田 勉監訳
星和書店発行
「ボウルビィ 母子関係入門」より引用)
まずは、ありのままを受け入れる寛容さが
必要ということになりますね。
時には「仕方がないなぁ。」
と、笑って見ていてあげることで
子どももホッとするのかもしれません。