子どもの権利について学びました

 子どもの権利に関するワークショップ・講演会に参加して来ました。
「子どもの権利」と聞くと、子どものわがままを全部受け入れなければいけないのではないか?と思う人は多いと思います。
それは「そんなの無理!」「大変なことになる」と触れたくないと思うのは大人の本音ではないでしょうか?
でも、大切なことは「子どもが自分のきもちを伝える環境を作ること」そして「その全てが叶うわけではないんだよ」と大人が一緒に語り合い、考えることが大切なんです。
講師の長瀬正子先生はこうおっしゃいました。
「子どもの意見が100%子どものためになるわけではなく、大人と話し合って決めていくことが大切なこと」なそうです。
子どもの意見をそのまま受け入れることは、場合によっては子どもの人権を守れなくなることもあるので、話し合いながら子供にとっての最善を探すことが人権を守ることなのだと思いました。
私たち大人は子どもの頃に自分の意見を聞いてもらえることはほとんどなかったので難しく感じる方もいると思いますが、少しずつ知っていくこと、知ろうとする大人も増えて欲しいなと思います。
ワークショップのコラージュは深く考えずに、なんとな〜く気になるモチーフを貼るだけなのに楽しい時間でした。
大人の方こそ、忙しい中でも自分の時間を作ることも大切だから…とおっしゃる長瀬先生。
ほんと、その通りです。
周りの方と作品のシェアも出来て楽しかったですよ!!
「こどものけんりのえほん」は初めて読んだ時に、あー私もやっちゃってたな…と胸がチクチクするところもあったり、でも「話し合うことが大切」を知ったことで、とても腑に落ちた絵本です。
いつか、子ども達や親子で読書会やりたいなぁとずっと思っている絵本です。
子どもも大人も、沢山の方に触れてほしいなと思います。
今日は受付のお手伝いもさせていただきました。数年ぶりでお会いした方もいらして、なんだかとても嬉しかったです。
長瀬先生、子どもの権利・プロジェクトの方、そして主催ののっぽのっぽさん、本当にありがとうございました!!
 
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カテゴリー: 未分類

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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