子どもの困った行動が増える時は?

子どもと過ごしているとこれは困るなぁとか

ほんとに疲れるなぁと感じる行動ってありますよね。

 

子どもが何かして欲しいときに、

暴れたり、癇癪起こしたり、泣き喚いたり・・・。

実はその行動は大人の対応そのものが

増やす原因になってしまうことがあります。

まず、その状況を少し振り返ってみて下さい。

困っている行動の時にどのように対応していますか?

その行動で子どもの要求を満たしていませんか?

それが増やしている原因になっているんです。

 

困った行動をすると大人が自分の要求を満たしてくれる

ということを、子どもは学習してしまうんです。

だから「こうしたい」「こうして欲しい」と思ったら

まず困った行動をすれば満たしてもらえる

と子どもも分かっていくのです。

 

その他に、ちょっと理解しにくいかもしれませんが

叱るという大人の行動も、

構って欲しい子どもにとってはご褒美になるので

叱られたくて困った行動をする子もいます。

 

では、どうすればいいの?

それは、その困った行動が落ち着くまで

大人が待ってから満たすということです。

行動の最中に満たすことは逆に増やしてしまう

一番の原因になりますので、待つことが大切ですよ。

大きくなってきたら、言葉でどうして欲しいか

伝えるように練習することも大切ですね。

 

お子さんの特性によっては

困った行動の前に満たしてあげる方が

効果的な場合もありますので、

みんなが同じとは限りませんが

対応を変えたら減ってきた

という子もいますのでご参考まで!!

 

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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