みんなが同じではない

時々お会いする子ども達の支援をする方の中には

「こうするべき」という断定的な結論を出す方が

多いように思います。

 

真剣に取り組もうとすればするほど

そういう傾向が強くなるように感じますが

本当は逆ではないかな?と思うことがあります。

 

全体の7〜8割の子達にとって良い支援に

真剣に取り組もうとすると

それが「全ての子ども達にとって良い支援」

と変換されているように感じます。

 

でも、本当は残りの2〜3割の子達に

どれくらい目を向けられるかで

良い支援かどうかが決まると思っています。

 

一つのことに一生懸命になりすぎると

視野が狭くなってしまうことがあります。

だから、本当にそこを変えて行きたい

どうにかしたいと思うのであれば

逆に力を抜くことを意識しないと

残りの2〜3割の子ども達を

置いて行ってしまうことがあるかも・・・。

 

「こうあるべき」から「こうなのかも」

くらいに少し力を抜いて見てみることも

必要なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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