8月6日(土)にファザーリングジャパン東北理事の
後藤大平さんと共同主催で
「コドモ★インターン プロジェクト」の
イベントを開催しました。
(このプロジェクトについてはHPでご確認ください↓
自分の子どものとある言葉から
もしかして、問題を大きくしているのは
私達大人の方で、子どもの世界はもっと違うのかも。
やっぱり子どものことは子ども達から聞いてみないと
わからないよね!!
という気づきから始まったこの企画。
1部では、11歳〜15歳の4人のお子さん達に
登壇していただき、大人が喜ぶ答えではなく
今の本当の気持ちや感じていることを
そのまま飾らずに話していただきました。
登壇するお子さん達が話しやすい環境を作るために
どういう進め方や内容にするか?
この企画で一番時間を費やしたところです。
今回、ご参加いただいた皆さんが
子ども達の声をまっすぐに受け止めてくださり
この企画の趣旨をよく理解していただいたことで
話しやすい雰囲気が出来たなぁと思います。
例えば政治経済について興味ある?という問いの答えは
・日本のルールを良くするためにすること
・分からなくもないし、でも全てを知っているわけではない
・どうやったら生きやすい社会になるか考えていたら
興味を持ち始めた
・自分が生きていく上で欠かせないもの
生きていれば必ず触れることになる
という、この大きなざっくりとした分野のことにも
一人一人の捉え方がよく伝わる答えが聞けたり、
その他にも学校のことや大人達との関係や
周りの友人との関係などなど、
どの答えも私にとっても学びとなりました。
今回、質問に対して最初に◯か✖️そしてどちらでもない
という3択の中から答えて貰ってから
深掘りして行く方法を取りました。
「どちらでもない」という意思表示も
一つの意見と捉えたいと思ったからです。
「どちらでもない」という答えでも
一人一人の意見を聞いてみると
みんなそれぞれにしっかりとした意見があって
敢えて「どちらでもない」という選択をしているのだな
ということがよく分かりました。
それって、日常の中でもきっとよくあるのでは?
大人の問いに答えない時でも
本当はその子なりの思いや考えはあるんですよね。
そんな気付きを与えてもらいました。
2部では、子供達の言葉で印象的だった
「枠」について深く掘り下げて意見を出し合いました。
「大人が作った枠から出ようとすると
枠の中に押し戻される」と感じる子どもの声を聞き、
「確かに大人が作った枠に、子どもの許可も得ずに
押し込もうとしているところはあるなと思う」
という大人の気付きなどなど。
とても沢山の意見が出ていました。
そして、子どもにも必要だけど
大人にも第三の居場所が欲しいよね!
というご意見もあり、みんな納得。
子ども達のことを真剣に考える時間は
自分達のことにも気付きがあり
今後のヒントにもなる意見交換会となりました。
後日、1部、2部の内容はまとめてHPに掲載します。
掲載したらご報告しますので、
ご興味のある方は覗いてみてくださいね。