人はそれぞれ生きて来た環境が違うので
理性ではわかっていても、どうしても感覚的に
他人のネガティブさを受け入れられない
という方もいらっしゃいます。
それは、相手と同じような経験をしていないので
そのネガティブさを理解出来ないからかもしれませんし、
自分自身が自分の中にあるネガティブな感情や
記憶とまだ向き合えていないからかもしれません。
そこまではよくある事ですし、問題はありません。
ただ、相手のネガティブさと向き合えない時に
相手のネガティブな感情をはね返したり、
無理矢理にでもねじ伏せて蓋をしようとすると
また別の問題が発生します。
無意識であっても、受け入れられない人が多く居ることで
マイナス感情は外に出してはいけないものとなり
結局は今悩んでいる人を孤独へと追いやって行きます。
日本はカウンセリング文化が浸透していません。
カウンセリングを受ける方はアメリカの10分の1
とも言われているくらいです。
頑張ることも良いことです。
でも、助けを求められる事も大切な生きる力です。
もし、あなたが身近な人のネガティブさに
向き合うことが出来ない時、共感できない時には
はね返したり、蓋をするのではなくて、
よく言ってくれたねと言って
身近な人へ繋げてあげてください。
きっと、誰かがその人を助けてあげられるはずです。
それで良いのですよ。