怒りの根っこにあるもの

ストレス社会と呼ばれているだけあって、

時々、どうしてそんなに怒っているんだろう?

と思う方と出会ったりします。

それは怒る対象が違うんじゃないかな?と

感じることもありますよね。

 

怒っている時、その根っこには違う感情が

隠れていることが殆どです。

本当は寂しいとか、悲しいとか

大切にして欲しかったとか、

分かって欲しかったとか、

その人のその時の状況によって様々ですが、

誰かにして欲しかったことが叶わなかった時に

怒りとして表出することがあります。

そして、怒りに隠れた悲しさを抱えきれなくなるから

対象を選ばず怒りをぶつけたりもします。

 

そして、怒っている人に怒りで返すと

さらなる怒りで返って来ることが多いので、

怒っている人が目の前にいたら

「どうしてそんなに怒っているんだろう?

何かして欲しいことがあるのかな?

分かって欲しいことがあるのかな?」

と、その根っこにある感情に気持ちを向けると

あ〜、そういうことか〜!!

とその怒りの理由が理解出来ることもあります。

 

それは夫婦関係や親子関係でも同じです。

最初は面倒だな〜と思うかもしれませんが、

慣れてみるとだいたい理由は同じことだったりして

予防の仕方もわかって来ることもあります。

もちろん、たまには喧嘩するのも良いかもしれませんが、

わからない時ほど根っこを探してみてくださいね。

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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