軸は自分に

 

私の主催する子どもアート教室では、

基本的に技術などは教えません。

でも、稀に教えることもあります。

 

どんな時に教えるの?

というと。

 

子どもがイメージするもの

目標とするものがあって、

努力してみたけど上手く行かなくて、

でも、それでも諦めたくない時。

 

しかも、その気持ちを

自分のことばで伝えてくれた時です。

 

時々、目で一生懸命訴える子もいます。

でも、私はすぐには反応せず様子を見ます。

 

様子は見ますが出来るだけ

言いやすい雰囲気はつくりますよ。

 

子どもは自分から知りたい!とか

もっと上手くなりたい!

こんなことやってみたい!

と思って頑張った時は急成長します。

 

それって、自分軸で

上手くなる!

もっと知りたい!

実験してみたい!

と決めているから

吸収する力もスピードも

ただ受け身で教えられる時とは

比べ物にはなりません。

 

だから私は

大人の目で見ると

ここをこうすれば早いのに〜

こうすればもっと上手く行くのに〜

と思っても、子どもの心が動くのを

待つようにしているんです。

 

アート教室に限らず

実は日常の中にもそんな場面は沢山あるので

子どもが自分軸で考えられるように

待つ、見守ることを

意識してみて欲しいなぁと思います。

 

 

 

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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