良いこと悪いことはいつ分かる?

子どもが自分でして良いことと悪いことの

区別を理解できるようになるのは

何歳頃からだと思いますか?

 

赤ちゃんが生まれてから

少しずついろいろな情緒が発達していきますが、

照れや共感などの情緒が発達したのちに

良いこと悪いことの区別を理解できるようになります。

 

そして、理解に伴って

罪悪感や恥ずかしい、という感情や

誇りという情緒が表れるのです。

 

さて、この時期は何歳か?

実は2歳頃にはこの理解ができるように

なって来るんですよ。

案外早い!と思う方もいるかもしれませんね。

 

これらの情緒の発達は、子どもの道徳性の発達に

深く関係していると考えられています。

 

この時期に養育者をはじめとする

まわりの大人との関わりを通して

道徳性が子どもの中に育ち、

その後、叱ったりほめてくれる大人がいなくても

自分で良いこと悪いことを判断できるように

なっていくと言われています。

 

2歳といえば・・・

イヤイヤ期真っ盛りで大変な時期ですが、

この時期の関わり方が

子どもの将来を左右する可能性がある

ということですよ。

 

責任重大!とまでは思わなくても良いですが、

少し意識をしてみるだけでも

子どものイヤイヤが

違って見えてくるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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