最近読んだ本の中で
東田直樹さんの「自閉症の僕が跳びはねる理由」
という本があります。
自閉症である著者の東田さんが
なぜ、こういう行動をするのか?
なぜ、こういう事を言うのか?
と、自閉症の方の内側を教えてくれる本です。
この本を読んでいると、
自分がいかにフィルターを通して
見ていることが多いのかに気付かされます。
数年前に亡くなった私のおばも
重度の障害者だったのですが、
同じように内面は他の人には伝わらないことも
とても多かったな・・・と思います。
子どものころ、おばと一緒に出掛けていると
世間の人からの言葉では表せないような視線が
いつも周りにあって、
それは今でも忘れられません。
私たちが上から目線でどうこう言うよりも
この本を読めば、いろいろなことが
わかるのではないかな・・・と思いました。
私はお出かけの時に持ち歩きたかったので
角川文庫から出版されている
文庫本の方を購入しました。
東田さんは、他にも著書がありますよ。
とても純粋な文章で読みやすいです。