赤ちゃんに話しかけるときに
無意識のうちに赤ちゃんことばを
使う人は多いと思います。
ワンワン、ブーブー、
おてて、ねんね・・・。
語尾までも
「~でちゅねぇ。」
などなど、沢山の赤ちゃんことばを
使っています。
実は、この赤ちゃんことばは
日本特有と言われています。
話しかけるときに
高いトーンの声で、ゆっくりと、
短い文で、抑揚をつけて話すことを
マザリーズ(お母さん言葉)と言いますが、
このマザリーズはどの国でも
使われているものなのです。
同時に使われる赤ちゃんことばは別のもので、
日本語は助詞などもあって複雑なため
ことばの意味をわかりやすくする
という効果があるんですよ。
赤ちゃんことばを使うことに
マイナスのイメージを持つ人もいますが、
赤ちゃんから幼児に成長するにつれて
自然に正しいことばで
覚えるようになります。
とはいえ、私たち養育者も
年齢に合わせて
赤ちゃんことばから
正しいことばを使うように
意識した方がいいと思います。
無意識に使ってしまう
赤ちゃんことばにも
ちゃんと効果はあるんですよ。