子どもの気持ちを考える時

私達は子どもの気持ちを考える時

無意識に自分のフィルターを通して

子どもの気持ちを考えてしまうことがあります。

 

例えばこんなふうに・・・

大人→この子はワガママばっかり言う子だから

厳しくしなきゃいけない。

子ども→本当は甘えたいのに何でわかってくれないの?

 

大人→この子は私が守ってあげなくてはいけない存在。

だから、出来る限り手をかけてあげなくては!!

子ども→何でもっと自由にさせてくれないの?

自分のこともっと信じて欲しいのに!!

 

というような、子どもの気持ちとは

真逆な受け止め方をすることがあります。

 

では、子どもが言葉では伝えてくれない時は

子どもの気持ちはどうやったら

知ることが出来ますか?

 

なかなか難しいところですよね。

だって、子どもって本当の気持ちに限って

親には言わないものなんです。

どうしてか?と言うと

「親に心配をかけたくないから」

「親を悲しませたくないから」です。

 

これ、実は小さい子もそこまで明確ではなくても

そういう気持ちを持っていたりするんですよ。

 

子どもの気持ちを知るたの方法は

表情やふとした時のつぶやく言葉などから

知ることもできますが、それでもほんの一部分です。

 

だからこそ

「アートを通して子どもの気持ちを知ること」

にとても大きな役割を感じます。

もちろんアート表現から知ることだって

ほんの一部ではありますが、表情や仕草以上に

物語ることは沢山あるので

子どもの表現をとても大切にしています。

 

昔から芸術は「生きるために必要なもの」

とされている国々ではカウンセリング文化も

発展しているものです。

日本もそろそろ変わっても良い頃かな?

と思うし、興味を持ってくださる方が

私の周りでも増えて来ました。

丁寧に自分や目の前の人の気持ちと

向き合う人が増えて行くと良いなぁと思います。

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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