自己肯定感をどうするか

大人の方のカウンセリングをしていると

よく見られるのが

自己肯定感があるかないかという

なんというか、大きな壁のようなものが

あるなぁと感じます。

 

自己肯定感は確かに育つ環境の中で

育まれる事が多く、

私たちの親世代の子育ての常識が

抱き癖をつけないように、とか

子供を褒めることが大切とは

言われていない時代で、

それゆえに、その環境で育って

大人になった私達は

どうしても自己肯定感を感じられない

という人がとってもとっても多いなと思います。

勿論、私もその一人です。

 

でも、「自己肯定感がない」という事実と

「自己肯定感がないと思い込んで、

出来ない事を増やす」ことは違うんですよね。

 

自己肯定感がなかったとしても、

思考の癖を変えられたら

前向きに行きていけるはずなんです。

 

でも、自己肯定感がないと思い込んで

だからアレも出来ないコレも出来ないと

自分をもっと下げて世界を狭めてしまうのは

もはや、自己肯定感がないせいではなくて

思考の癖だと思うんです。

 

サポートしてくれる人がいるかもしれないし、

自分の経験の中から得られるかもしれないし、

自己肯定感は子供の頃でなければ

育たないというものではなくて

気付いた今から育てられます。

 

最近、「自己肯定感」という言葉が

あまりにも一人歩きしてしまって

その言葉の呪縛にかかっているのでは・・・

と感じられることもあるのですが、

そろそろ違う視点で考えた方が

良いんじゃないかな?と思っています。

 

世の中、自信たっぷりで

生きている人の方が少ないし

充実していそうなあの人だって

実は自己肯定感もなかったのか!って

びっくりする事だってありますしね。

 

あまりその事実にとらわれる事なく

なりたい自分を意識する方が

意味ある事だと思うんです。

前向きにまではなれなくても

せめて後ろ向きは減らして行きましょ!!

 

 

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12月27日(金)
児童センター様工作教室

1月18日(土)
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入門クラス、初級クラス
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お申込&お問合せ先

nobinobi@kodomo-art.com

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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