楽器と会話をする

昨日、あるピアニストの方の

演奏会に行ってきました。

その方は、海外でもご活躍されている方ですが

こんなお話をされていました。

 

3歳からピアノを弾くようになって

小学生の頃には海外でも演奏していたのですが、

実は話すことがとても苦手で

小学生の頃に、このまま大人になったら

自分はどうなっちゃうんだろう?

なんて思っていたそうです。

 

その方のお話相手はピアノで、

楽しいことも悲しいことも

いつもピアノと会話をしていたんです

とおっしゃっていました。

 

そういう感覚、私はすごくわかります。

 

もちろん、私は上手く弾けたわけでもなく

どちらかと言うと落ちこぼれでしたが

小学生の頃、1人でお留守番をしている時

こっそり曲を作ったり、

適当に即興演奏して遊んでいました。

 

私の場合は、上手い下手でいつもジャッジされ

それがとても嫌で家族や先生には

絶対に聞かせることはなかったけれど、

きっとその方のご家族は

否定することなく弾かせてあげたのだろうなぁ?

という想像もしました。

 

日常の中で嬉しい、楽しい、悲しい

と心が動いた時にはメロディが

頭の中に流れるそうです。

いつも音楽と一緒に生きてきた

そんな印象を受けたお話です。

 

私にとって楽器を演奏することも

絵を描くことも

同じような感覚です。

 

それは、子供の頃に経験して

自分の中に存在しているからだと思います。

決して上手いわけではありません。

でも、存在しているだけで

それだけで意味があります。

 

子ども達はまだ知らない世界が沢山あって、

経験してみないと興味がわかないことが

とても多いと思います。

 

だから、親や周りの大人が

子どもの得意なこと好きなことを

勝手に決めて限定してしまうのではなく

いろんなことを体験させてあげることが

とても大切なんだと思うんですよね。

 

さて、そんなこんなで

まずはアートの体験を!笑

11月25日(日)にビッグルーフ滝沢で

アートフェスやります。

出入り自由のイベントですので

ぜひ遊びに来てくださいね!

詳細は後日改めてお知らせしますが

まずはfacebookイベントページ

ご確認くださいませ〜。

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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