私は、いろいろな子ども達の話を耳にします。
そして、いつも思うのですが、
子どもの居場所ってどこにあるの?
って思うのです。
私たちは、子どもの居場所は
当然のように家庭であり、
学校だと思いがちです。
もちろん、家庭や学校が
自分の居場所だと
感じている子もいます。
でも、ある子ども達にとっては
家庭や学校が
居場所であるとは限らないのです。
じゃぁ、子ども達の居場所って
いったいどこにあるの?
私は、こう思います。
居場所と言うと
特定の「場所」だと考えてしまいますが、
本当の居場所って「場所」ではなくて
子どもに寄り添ってくれる「人」
なんだと思います。
居場所になってくれる「人」は、
立派な資格を持っていなくても、
子育てを経験したことがない人でも、
気持ちさえあれば誰にでもなれるんです。
逆に資格がある人の中には
本当の意味で子どもの心に
寄り添えない人だっています。
子どもの心に寄り添える大人が
増えて欲しいなって、
子ども達の状況を聞くたびに
思うんですよね。
そう思う人って
いったいどれくらい居るんだろう?
って、思ったりもしています。