ボランティアの時のおはなし

大阪で大きな地震があり、

亡くなられた方もいらっしゃって

とても心配ですね。

子ども達には紙とクレヨンを・・・

と願います。

 

大きな災害があるたびに

私がボランティア活動をしていた

3年間のことを思い出すのです。

 

東日本大震災のあと、

5月からアートセラピーの

ボランティアスタッフとして

被災地に3年間通いました。

 

数ヶ所の施設で活動したので、

月に2〜3回ほど、

片道2時間かけての活動。

 

息子はまだ2歳でしたが、

早朝出発するために

前の日から息子だけを実家にお願いして。

 

自分の子供を犠牲にしているような

どこか申し訳ないような気持ちと

でも、被災地では息子と同じ歳の子ども達が

大きな不安やストレスを抱えている。

 

そんな姿を目の当たりにして

途中で投げ出すことも出来ず、

ただ必死で通い続けた3年間でした。

 

NGOの職員の方や、

画材を寄付してくださった方、

施設の先生方、

その他、沢山のご支援をいただき

その活動は成り立っていました。

 

ですから、私たちは

沢山の方の想いをお預かりして

活動させていただいたのです。

 

 

被災地の子ども達は元気で、

毎月のアートの時間を

とても楽しみにしてくれていました。

 

私たちが行くと、本当に喜んでくれて、

私が担当していたクラスの子たちも

慣れてくると、私の膝に座ってきたり

背中に抱きついてきたり

お手紙のプレゼントをくれたり。

本当に可愛かったんです。

 

そうしているうちに、

アートをしながら

ポツリポツリとその子なりの言葉で

心に抱えているものを

話してくれる子も居ました。

 

小さな子どもたちだって、

沢山沢山抱えて過ごしたあの時期に、

アートはとても大きな役割があった。

 

時に、子ども達の表現を見て

胸が苦しくなって

帰ってから泣いてしまうこともありました。

 

私は自分達の活動を通して

「発散する」というアートが

存在する意味を痛感しました。

 

だから、私は今もこのお仕事を

続けているのです。

 

とても元気な女の子がくれた

私の似顔絵のお手紙は、

ずっと手帳に挟んで持ち歩いています。

お手紙を見るたびに

初心に戻れて、頑張ろうって思えるから。

 

思えば、元気になって欲しくて

通っていた私達ですが、

きっと逆に元気と勇気をくれていた

と後になって思うようになりました。

 

私を育ててくれた3年間。

出会ったみんなは、大きくなって

今頃どうしているのかな?

 

もし、どこかで再会できたら

絶対に言いたいです。

本当にありがとう。

 

 

6月の予定

「オトナのゆるゆるアート教室 in Hana」

〜フェルトちくちくの日〜
*つながる台所Hana
*6月21日(木)  11:15〜13:00
*参加費 1200円+Hana御膳750円
(Hana御膳はお持ち帰りも可能です)
*定員 5名
※お子様連れでのご参加も歓迎です。
※参加費は材料費によって毎回変わります。

ゆる〜くアートを楽しんだ後は、
Hanaさんで一緒にランチしましょ!

facebookイベントページ

 

「オヤコでオトアソビ♪」
6月24日(日)10:00〜11:00
ビッグルーフ滝沢 アクティブルーム
参加費 親子1組1000円
(一人追加ごとに+500円)

※お子さんはいらっしゃらない方で、
でも一緒にオトアソビしたい!
という方も歓迎です!
直接お問い合わせください。

お申込みは下記フォームからか、
facebookイベントページから!

お申込み、詳細は各イベントページか

下記のフォームからお願いします。

    作成者: kumagai

    岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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