どうして100点を目指すのか?

 

期末になり、毎日テストを持ち帰る我が子。

その点数に一喜一憂する姿を見て

思うことがありました。

 

私は最近、テストの点数が良い悪いには

あまり焦点を当てていません。

それよりも、どんな間違え方をしたのか?

を一緒に考えるようにしています。

 

それで、聞いてみました。

「テストの点数って、自分では

いつも何点を目指しているの?」

 

もちろん、100点と答えるわけです。

でも、なぜ100点なら

OKと言われるのか?

ちょっと考えてみたのです。

 

子どもなりに、

100点を取るメリットは

褒められて嬉しいから

という答えでした。

 

うん。確かにそうよね。

でも、それじゃぁ100点取ることだけが

目的になっちゃうんじゃないかな?

と思ったので、

 

さらにメリットは何だろう???

と考えてみたのです。

まぁ、その先も子どもなりに

色々考えて答えてくれました。

 

100点取ったら安心

とかじゃなくって、

100点を沢山取れるようになったら

その先、どんな良いことがあるか?

に目を向けたほうが

我が子はやる気が出るタイプです。

 

テストの点数に限った話ではなくて、

周りと比べて出来ているかどうか?

とか、

基準がその子の中ではなくて

案外、人と比べていたり

人目を気にしていたりすることって

実は結構あるものです。

 

親が漠然と周りがそうだから

とか、そういうものだから

という先入観を持っていることに限って

子どもの中では納得とか理解が

出来ていないことも多いので、

ぜひ、お子さんと一緒に

考えてみて欲しいなと思います。

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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