アートは誰のためのもの?

 

絵を描くときに、誰のために描くのか

意識をしたことがありますか?

 

その絵は自分が楽しむため、

自分が何かを表現したいという気持ちを

アウトプットするためのものなのか、

反対に誰かに見せるため、

誰かに評価してもらうためのものかで

作品そのものに違いが出たりします。

 

そういう私も、誰かの目線を気にしたとたん

描けなくなってしまうことが多くて、

自宅で落書きしている方が

満足できるものが描けたりもするんですよ。

 

アートは見る人によって好みが出るので

同じものを見て良い!という人もいれば

この作品は好きじゃない・・・

という人もいるというほど

実はこうじゃなければいけないという

決まり事がない自由な世界だと思います。

 

だからこそ、純粋に表現を楽しむことができるし

時に生みの苦しみも味わいながらも

表現したいという思いを抱くものだと

個人的には感じています。

 

学校での図工では、大人目線で

こうでなければいけない

という決まり事が多いので、

本来のアートのあり方ではないと

私は思っていますが、

「評価する」必要があるために

一定の決まり事がなければ

先生の好みで評価が変わってしまうので

仕方がないのかな・・・?とは思います。

 

でも、できれば

自分の世界を自由に表現していい

ということを片隅にでもいいから

知っていて欲しいなぁと思うのです。

 

音楽など表現するものは

きっと共通して言えることだと思います。

 

 

 

 

作成者: kumagai

岩手県在住。元保育士、現在は子供のアート教室を主宰しています。

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